激安!ホイールベアリング交換 [CB1000SFメンテナンス(SC30)]
ベアリング交換なんですが、通常ベアリングプーラーという特殊工具を
使用します。
これがね・・・結構な値段するんですよね。
実は私もヤフオクで購入したベアリングプーラー持ってたのですが、
誰かに貸したのか・・・どこか無くしたのか・・・探しても見当たらないwww
こうなると特殊工具ナシで出来るポピュラーな方法で交換します。
自分でホイールベアリング交換しようと思ってる人などに少しでも参考に
なればと詳しく説明していきますね。
まず用意するのはこれら
------------------------------------
・ゴムハンマー
・六角ボルト(M12×270ミリ)
・ボルトアンカー(BA-1210)
・ステンワッシャー(12×26×2.0)
・水道の配管
------------------------------------
全部で500円也!!
一応、ボルトアンカーは2個買ったけど、再利用出来るので1個で
十分です。
これらを使ってホイールのベアリングを交換して行きます!!!
ボルトアンカーの構造なのですが、分解するとこんな感じ♪
ちなみに上のネジを締めていくとスカートが開いて食らいつくって感じです。
ちなみにこのタイプは本当に売ってない・・・・
コンクリートアンカーでもあまり見かけないタイプなんですよね。
色んなホームセンターに行ってようやく見つけました。
まぁ・・・ちょっと面倒ですが、よく売ってるコンクリーアンカーでも
出来るのでまたその方法も書いておきます。
それでは作業開始!!
まずはフロントタイヤを止めてるボルトを外します。
そしてバイクをジャッキアップ♪
負担がかからないようにキャリパーを紐で吊っておきます。
フロントタイヤを外していきます。
ここでアクスルナットを緩めてアクスルを抜くのですが・・・・
27mmの工具なんて持ってないので、モンキー2本で対応します。
これが・・・・死ぬほど堅いwww
一人じゃピクリとも動きません。
実家で作業してたので、急遽オヤジを呼んで片方を持って
もらって気合一発!!!!
外れました♪
オヤジが一言・・・
「相変わらずバイクバラバラにしいてるけど、壊すなよ!!」
いやいや、壊してるわけじゃないっての(笑)
やはく作業したらいいのに一々デジカメで写真撮ってるから
:オヤジ
「そんな記念撮影して何が楽しいねん!???」
違うって!!ブログ用に撮ってるんだって!!!!
ホントに・・・・手伝ってくれたのは嬉しいけど、頼むからどっか
行ってくれwww
話は戻ります。
アクスルを抜いていきます。
次にダストシールを剥がしていきます。
ダストシールはラジペンなどで内側からテコの原理を使えば
取れます。
これが結構堅いんですよねwww
どうせ使わないのでこれも気合一発!!!
取ってみたら・・・いやぁ~良い感じに錆びちゃってますねwww
この後外していくのですが、外す前にベアリングの回る感じや
ディスタンスカラーの遊び具合を覚えておきます。
これを覚えておかないと組み上げた時にどれくらいの感じなのか
わからなくなるので♪
外しやすいようにCRCをベアリングにタップリ吹きつけて起きます。
CRCが浸透するまで10分ほど待っているその間、冷凍庫に新しい
ベアリングを入れて冷やしておきます。
しばし休憩・・・・ そりゃ・・・こんな状態見てたらオヤジも壊してる
ようにしか思えんわな・・・・(笑)
さて!作業は後半へ!!!
ボルトアンカーの使い方はこうです。
プライヤーで本体を持って上のネジを閉め込んでいけば
スカートが開いてベアリングをがっちり挟みます。
どのコンクリートアンカーを使っても一緒なのですが、とりあえずは
ある程度スカートを開かせて食いつきそうなくらいで装着します。
後は締め込んでいってベアリングに食いつかせます。
後ろから見たらこんな感じ♪
まずは外れやすいようにヒートガン・・・・と言う名のドライヤーで
温めます。
これは念入りにしてください。そうでないとベアリングが全然抜け
ませんのでwww
十分温めたらディスタンスカラーを傷つけないように六角ボルトに
養生テープを巻きます。
それを反対側から入れて打つべし!!打つべし!!!
ポロッと取れます♪
そうすると中のディスタンスカラーが見えます。
これを先に取ってしまいます。
おぉ・・・・これもいい感じに錆びてます(笑)
ディスタンスカラーは1000番のヤスリで磨いてCRCを
錆止めに塗っておきます。
反対側のベアリングも同じくドライヤーで十分に温めておき、
六角ボルトにステンワッシャーを取り付けます。
このステンワッシャーがベアリングを押し出してくれるんです♪
叩いてベアリングを抜きます。
ちなみにこのタイプのコンクリートアンカーがない場合・・・・
このタイプならどこにでも売ってます(笑)
これを使用する時はハンマーである程度叩いてスカートを広げて
アンカーを仮装着。
ワッシャーを付けた六角ボルトのネジで深さを調節して反対側から挿入。
タイヤを立てて適当な壁に六角ボルトが後ろに行かないように固定。
そしてアンカーを打ち込むとベアリングに噛むのでそれを撃ち抜けば
いいです。
話は逸れましたが、外したベアリングは指を入れてもガタが分かるほど。
CB1000SFの泣き所とも言えるベアリングへの負荷・・・
もともとフロントヘビーな車体は高負荷をかけるので傷みやすいんです。
せっかくなのでシールを剥がして中を見てみました♪
いい具合にグリスが劣化してます。
う~ん、ちゃんとベアリングボールが固定されてるんですね・・・
これならベアリングポールが飛び散る心配はないですね♪
後は組み込むだけ~♪
サビなどを取り除いて綺麗にしたら・・・・
シリコングリスをタップリ塗ります♪
サイドには塗らないように(笑)
パイプを使って打ち込みます。
打ち込み切ったら音が変わるってよく言うのですが、僕には
さっぱり(笑)
こんなのは大体でいいんです!!!
そして反対側からディスタンスカラーを入れて打ち込みます。
ここは慎重に~♪
何故かというと打ち込み過ぎるとベアリングが動かなくなるんですwww
打っては確認・・・・打っては確認・・・・
初めに確認しておいた感じの動きになったら完成~♪
ダストシールをはめる前にグリスをタップリ!!
ダストシールを圧入して完了~♪
長々と書きましたが、作業自体はそんなに難しくないです。
難しいのはベアリングの圧入加減かな??
これも動きが渋くならない程度に入れることを心がければ
なんの問題もないです。
かかった費用は500円+ベアリング&ダストシール代だけ!!!
4000円也!!
ショップで頼むと工賃1万円近く取られますから激安です。
難しい作業ではないのでベアリング交換を考えてる人は一度
チャレンジしてみては??
さて!!交換後、試乗してみて・・・・感想は・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
何も変わらないんですが何か????(爆死)
そりゃそうだよな・・・少しのガタぐらいじゃ分かんないよな・・・・(笑)
でも、ベアリングが駄目になるとエライことになるので交換は
必要なんですよね。
これでCBのリフレッシュはクラッチ板交換以外は全て終了!!!!
何の不安もなく気持ちよく乗れそうです♪
------------------------
フロントホイールベアリング交換時
111000キロ
(次回交換時は151000キロ)
------------------------
使用します。
これがね・・・結構な値段するんですよね。
実は私もヤフオクで購入したベアリングプーラー持ってたのですが、
誰かに貸したのか・・・どこか無くしたのか・・・探しても見当たらないwww
こうなると特殊工具ナシで出来るポピュラーな方法で交換します。
自分でホイールベアリング交換しようと思ってる人などに少しでも参考に
なればと詳しく説明していきますね。
まず用意するのはこれら
------------------------------------
・ゴムハンマー
・六角ボルト(M12×270ミリ)
・ボルトアンカー(BA-1210)
・ステンワッシャー(12×26×2.0)
・水道の配管
------------------------------------
全部で500円也!!
一応、ボルトアンカーは2個買ったけど、再利用出来るので1個で
十分です。
これらを使ってホイールのベアリングを交換して行きます!!!
ボルトアンカーの構造なのですが、分解するとこんな感じ♪
ちなみに上のネジを締めていくとスカートが開いて食らいつくって感じです。
ちなみにこのタイプは本当に売ってない・・・・
コンクリートアンカーでもあまり見かけないタイプなんですよね。
色んなホームセンターに行ってようやく見つけました。
まぁ・・・ちょっと面倒ですが、よく売ってるコンクリーアンカーでも
出来るのでまたその方法も書いておきます。
それでは作業開始!!
まずはフロントタイヤを止めてるボルトを外します。
そしてバイクをジャッキアップ♪
負担がかからないようにキャリパーを紐で吊っておきます。
フロントタイヤを外していきます。
ここでアクスルナットを緩めてアクスルを抜くのですが・・・・
27mmの工具なんて持ってないので、モンキー2本で対応します。
これが・・・・死ぬほど堅いwww
一人じゃピクリとも動きません。
実家で作業してたので、急遽オヤジを呼んで片方を持って
もらって気合一発!!!!
外れました♪
オヤジが一言・・・
「相変わらずバイクバラバラにしいてるけど、壊すなよ!!」
いやいや、壊してるわけじゃないっての(笑)
やはく作業したらいいのに一々デジカメで写真撮ってるから
:オヤジ
「そんな記念撮影して何が楽しいねん!???」
違うって!!ブログ用に撮ってるんだって!!!!
ホントに・・・・手伝ってくれたのは嬉しいけど、頼むからどっか
行ってくれwww
話は戻ります。
アクスルを抜いていきます。
次にダストシールを剥がしていきます。
ダストシールはラジペンなどで内側からテコの原理を使えば
取れます。
これが結構堅いんですよねwww
どうせ使わないのでこれも気合一発!!!
取ってみたら・・・いやぁ~良い感じに錆びちゃってますねwww
この後外していくのですが、外す前にベアリングの回る感じや
ディスタンスカラーの遊び具合を覚えておきます。
これを覚えておかないと組み上げた時にどれくらいの感じなのか
わからなくなるので♪
外しやすいようにCRCをベアリングにタップリ吹きつけて起きます。
CRCが浸透するまで10分ほど待っているその間、冷凍庫に新しい
ベアリングを入れて冷やしておきます。
しばし休憩・・・・ そりゃ・・・こんな状態見てたらオヤジも壊してる
ようにしか思えんわな・・・・(笑)
さて!作業は後半へ!!!
ボルトアンカーの使い方はこうです。
プライヤーで本体を持って上のネジを閉め込んでいけば
スカートが開いてベアリングをがっちり挟みます。
どのコンクリートアンカーを使っても一緒なのですが、とりあえずは
ある程度スカートを開かせて食いつきそうなくらいで装着します。
後は締め込んでいってベアリングに食いつかせます。
後ろから見たらこんな感じ♪
まずは外れやすいようにヒートガン・・・・と言う名のドライヤーで
温めます。
これは念入りにしてください。そうでないとベアリングが全然抜け
ませんのでwww
十分温めたらディスタンスカラーを傷つけないように六角ボルトに
養生テープを巻きます。
それを反対側から入れて打つべし!!打つべし!!!
ポロッと取れます♪
そうすると中のディスタンスカラーが見えます。
これを先に取ってしまいます。
おぉ・・・・これもいい感じに錆びてます(笑)
ディスタンスカラーは1000番のヤスリで磨いてCRCを
錆止めに塗っておきます。
反対側のベアリングも同じくドライヤーで十分に温めておき、
六角ボルトにステンワッシャーを取り付けます。
このステンワッシャーがベアリングを押し出してくれるんです♪
叩いてベアリングを抜きます。
ちなみにこのタイプのコンクリートアンカーがない場合・・・・
このタイプならどこにでも売ってます(笑)
これを使用する時はハンマーである程度叩いてスカートを広げて
アンカーを仮装着。
ワッシャーを付けた六角ボルトのネジで深さを調節して反対側から挿入。
タイヤを立てて適当な壁に六角ボルトが後ろに行かないように固定。
そしてアンカーを打ち込むとベアリングに噛むのでそれを撃ち抜けば
いいです。
話は逸れましたが、外したベアリングは指を入れてもガタが分かるほど。
CB1000SFの泣き所とも言えるベアリングへの負荷・・・
もともとフロントヘビーな車体は高負荷をかけるので傷みやすいんです。
せっかくなのでシールを剥がして中を見てみました♪
いい具合にグリスが劣化してます。
う~ん、ちゃんとベアリングボールが固定されてるんですね・・・
これならベアリングポールが飛び散る心配はないですね♪
後は組み込むだけ~♪
サビなどを取り除いて綺麗にしたら・・・・
シリコングリスをタップリ塗ります♪
サイドには塗らないように(笑)
パイプを使って打ち込みます。
打ち込み切ったら音が変わるってよく言うのですが、僕には
さっぱり(笑)
こんなのは大体でいいんです!!!
そして反対側からディスタンスカラーを入れて打ち込みます。
ここは慎重に~♪
何故かというと打ち込み過ぎるとベアリングが動かなくなるんですwww
打っては確認・・・・打っては確認・・・・
初めに確認しておいた感じの動きになったら完成~♪
ダストシールをはめる前にグリスをタップリ!!
ダストシールを圧入して完了~♪
長々と書きましたが、作業自体はそんなに難しくないです。
難しいのはベアリングの圧入加減かな??
これも動きが渋くならない程度に入れることを心がければ
なんの問題もないです。
かかった費用は500円+ベアリング&ダストシール代だけ!!!
4000円也!!
ショップで頼むと工賃1万円近く取られますから激安です。
難しい作業ではないのでベアリング交換を考えてる人は一度
チャレンジしてみては??
さて!!交換後、試乗してみて・・・・感想は・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・
何も変わらないんですが何か????(爆死)
そりゃそうだよな・・・少しのガタぐらいじゃ分かんないよな・・・・(笑)
でも、ベアリングが駄目になるとエライことになるので交換は
必要なんですよね。
これでCBのリフレッシュはクラッチ板交換以外は全て終了!!!!
何の不安もなく気持ちよく乗れそうです♪
------------------------
フロントホイールベアリング交換時
111000キロ
(次回交換時は151000キロ)
------------------------
ベアリング交換自分でやると安いんですね~。
効果が分かり易ければ自分もやってみようかと
思うんですがなかなか手が出ないですよね(^^;
by 歳三君 (2013-03-10 18:18)
こりゃ凄いですね。
嫁から言われます。「今度は何を壊しているの?」
私の場合、壊れたのは結果であって、目的ではないのに・・・
ほとんどの場合、ただの分解と再組立なのに・・・
by 1km-diver (2013-03-10 18:44)
車屋で4輪のハブベアリング交換を見ていて
こりゃ素人では無理じゃ~と思っていました。
出来るんですね^^
でも私では無理っぽい(笑
by n (2013-03-10 19:30)
目からウロコの方法で勉強になりました♪
コンクリートアンカーって、手があったんですね~(^^)
プーラー噛ませてスライドハンマーって固定観念でしたので、もっと精進しなきゃf(^^; (笑)
by せつら (2013-03-10 22:08)
うぉー、ガレージだ!!! CBの大掃除終了ですね。
ちなみに、私には絶対無理なメンテナンスです。
メンテ作業を楽しんで(上手に)やれる人がうらやましいです。
by tai-yama (2013-03-10 23:07)
プーラーかわりにアンカーとは素晴らしいアイデアです!
走りが滑らかになりますね~
by たくや (2013-03-11 09:11)
>歳三君さんへ
プロに頼むとタイヤの脱着料から取られますからね♪
実はベアリング交換はコンクリートアンカー使うと凄く簡単に
出来ちゃったりするんですよね。
指で触ってベアリングがグラグラしだしたら自分で交換するの
おすすめしますよ♪
>1km-diverさんへ
他の人からしたら壊してるようにしか見えないみたいです(笑)
>nさんへ
バイクの場合は結構簡単に出来ますよ♪
十分にベアリングを温めてゆっくり打っていけばすぐに抜けるし、
キンキンに冷やしておけばすんなり打ち込めるので♪
>せつらさんへ
プーラーでやるのが一番間違いないし、それが正解なんですけど
工具がなかったらこのやり方が一番手っ取り早いです(笑)
>tai-yamaさんへ
ベアリング交換はちょっと勇気のいるDIYですけど、ゆっくり
手順を踏んでやれば簡単な作業です♪
さすがに14Rは・・・僕もやらないかも??です(笑)
>たくやさんへ
確かに実感は少ないですが、ゴロゴロ感がなくなりました。
CB1000SFの場合はフロントのベアリングが割れるらしい
ので、必須メンテナンスなんですがこれで安心して走れます。
by harukichi (2013-03-11 10:22)
すげー。出来ちゃうものなんですね。
お見事です。
加減が難しそうですけど、面白そうだなあ(笑)
by うえいぱうわ (2013-03-11 12:39)
DTに乗ってた頃、ジャッキ無いので、ビールケースに車体乗せて作業していました。毎回大作ですね!nice!ありがとうございました。
by hanamura (2013-03-11 16:24)
ベアリング交換ができるってすごいです。
自分はベアリングプーラーが無かったらできません(^^;
で、工具をそろえても使うことが無いので、素直にバイク屋さんに持って行くと思います。
by j-taro (2013-03-11 19:10)
相変わらずアイデアと技の職人芸ですね。参考になる記事作成お疲れ様です。自分で出来れば愛着も湧きますね!
作業に気をとられ写真撮り忘れる事が良く有りますが完璧(*^^)v
by taka4 (2013-03-11 23:22)
凄い!専用工具無しでもできるのですねぇ
素晴らしいです^^
by さる1号 (2013-03-13 16:57)
参考になります。わかりやすかったです。
by 斉藤 (2013-05-23 10:44)
ベアリングの交換って難しそうだな~
by NO NAME (2013-06-13 21:48)
自分でメンテしようと思い
いろん所探していたら、ここ見つけ拝見しました。
分かりやすく、すごく参考になりました。
今度やってみます!
by たらの芽 (2014-01-12 09:17)
こちらを参考に今日PCX125のフロントのベアリング交換を無事終了しました。
どこにでも売っているコンクリートアンカーの方で出来ました。
とても参考になりました。
ありがとうございました。(*^_^*)
by クラブマン (2015-05-24 18:36)
参考になりました。
おかげさまでプーラー使わず、無事にベアリングを抜き取り、打ち込むことができました。
ありがとうございました。
by とおる (2017-02-27 22:53)
こんにちは。
ベアリングの挿入の際、「打っては確認」と書いてありますが、何を確認しながら打つんでしょうか?
by 無能三銃士 (2017-04-14 23:54)