DUCATIのチェーン交換 [DUCATI M1100Sメンテナンス]
桜満開春うらら~(○´∀`)bィィネ!!
ようやくバイクシーズンが到来!!
花粉さえなければ最高なんですけどね。(笑)
本格的なシーズンに凸乳する前に色々と基本メンテナンス
していきます。
まずは一部膠着がみられたチェーン交換です。
DIDかEKかだいぶ悩んだのですが、以前から気になってた
EKの”スクリュージョイント”を試したかったのでEKに決定。
この”スクリュージョイント”というのは素人が一番苦労する
かしめ作業が簡単にできるというシステム。
誰でも簡単にチェーン交換が出来ちゃうんですよね。
そうそう!!
サンスターなどのスプロケットメーカーの対応表では102リンクと
書かれており、チェーンメーカーの対応表では104リンクと
書かれてる。(笑)
(;`・_・´)ン-…どっちなんだよ
とりあえず、もし長かったらカットすればいいだけだし104リンクを
購入。
525って・・・一番フリクションロスの少ないハイグレード指定
なんですが、正直それでも結構なロスですし・・・
520にダウンコンバートしたいな。
それでは作業開始!!
前回のチェーン交換時に購入したこれを使います。
すっごい使いやすいので、このチェーン工具オススメですよ♪
そうそう!!
凄い便利なスクリュータイプは車種によってカバーなどに
干渉する可能性があるのでクリアランスチェックします。
ドライカーボン製のカバーを外す♪
思いっきりクラッチレリーズが張り出してるwww
でも、クリアランスは大丈夫そうです。
自分のドカにはAELLA製のレリーズが付いてるので
大丈夫ですが、どうやらノーマルのレリーズだと干渉する
らしいので、ご注意です。
フロントのスプロケット交換時はいちいちクラッチレリーズと
バックステップを外す必要あるって・・・
どんだけ整備性悪いんだよ (。-`ω´-)ンー
気を取り直してチェーンカット作業です。
グラインダーでカシメてある部分を削り取ります。
グラインダーなければ#80くらいのサンドペーパー等で
擦ってもいいです。
頭を落としたら・・・・
チェーンカッターでサクッとカットします。
しっかし、この工具は鍵のメーカーが作ってるだけあって
非常に精度高くそれほど力入れなくても簡単に外れます。
EKチェーンは本当に良いメーカーですね~♪
古いチェーンを抜くためのタイラップまで付属してました。
タイラップに新旧のチェーンを括りつけて新しいのに
入れ替えます。
古いチェーンですが・・・これ・・・
A-FUさん2万8000キロ一度も交換してなかったんですね・・・
完全にオイル切れてガチガチ(笑)
コマ数数えましたが104コマ!!! どうやらチェーンメーカーの
方が正解でした。
お次はチェーンを緩めてカシメ作業に入るのですが、片持ちの
チェーンスライダーって超特殊なんです。
まずは超高トルクで締まってるセンターボルトを外します。
通常の工具ではボルトを舐める恐れがかなりあるので、
デイトナ製の46mmクラッチロックナットソケットを使用します。
STRAIGHTとかからも出てますが、ソケットの精度が格段に
デイトナ製の方がいいので少し高くてもこちらをオススメ。
そして、DUCATIの整備には欠かせない600mmのスピンナーハンドル
(ブレーカーバー)も用意。
もう・・・工具代が高く付いて仕方ないwww
さすがちゃんとした工具使うと簡単ですね~♪
リアブレーキ踏んで強めに力入れるだけですんなりと外れました。
分からなくならないようにボルトを並べておきます。
ホイールを外すのですが・・・これが超絶に軽い!!!!
DUCATIは伝統的にマルケジーニ製のホイールを装着して
ますが、このMY10モデルは日本のENKEI製!!!
どうやら精度と軽さはメイドインジャパンが最高みたいですね。
外したらこんな感じ♪
プロアームのチェーンスライダーをロックしてるボルト2本に
トルク管理用にマークしておいて緩めたら・・・
ホンダRVF用のチェーンアジャストリングスパナを使用します。
一番ゆるい状態まで緩めます。
ここからカシメ作業に入ります。
今回はスクリュータイプを使用するので、説明書を見ながら
部品を取り付けていきます。
ここまでの作業は通常のカシメ作業と変わりませんが、
ここからが本番!!!
付属の六角ボルトを装着して回らなくなるまで締め込みます。
っていうか・・・・締め込むだけです(笑)
完全に回らなくなったらプライヤーでポキっと折ります。
折れるように溝があるのですが、結構な力が必要なので
大きめのプライヤーでやることをオススメしますよ。
キレイに折れてないwww
突き出てる部分をグライダーとヤスリで削って平にします。
そして完成!!!
レリーズに干渉しないかチェック♪
大丈夫そうですね。
後はチェーンを伸びるの考えて少し強めに張って、完了です。
(チェーンアジャスターロックボルトも締めるの忘れずに♪)
せっかく外したので、これまた整備性がすこぶる悪い
リアブレーキキャリパーも確認。
残量は大丈夫そうです。
完全にエアー噛んで効かなくなってたリアブレーキの
エア抜きもサクッとしておきます。
DUCATIにバックステップを取り付ける際に何故かリアブレーキに
エアーが混入するらしいです。(笑)
さすがといいますか・・・
高級なブレンボ製の通称:新カニが付いてます。
ブレンボのリアキャリパーの形が蟹に似てるからそう言われるらしい
です。
ちなみに新しいタイプのカニなので””新カニ””と言うらしいですけど。
これが元々上で取り付けするように設計されてるのか、下方向に
取り付けたままエアー抜きしてもエアーが抜けません。(笑)
隼とかも同じ形状で付いてるのでエアーが抜けないという症状が
でるとか・・・・
なので取り外して上に軽く取り付けた状態にしてからエア抜きします。
そんでもって、このエア抜きのボルトが11インチなんですwww
そんな特殊なの持ってないって(T_T)
仕方ないから小型のモンキーで必死にエア抜き。
スコスコだったリアブレーキがブレンボらしいシットリ奥で効く
素晴らしいブレーキに復活しました。
試しに近所走ってみたら・・・・
もう生まれ変わったかと思うほど超滑らか♪
やはりチェーンて大事ですね!!!
ブレーキもこれぞブレンボっていう感じのコントロール
しやすそうなタッチになりました。。
今回は前後のスプロケットは交換してません。
と言うのも・・・リアのスプロケットが死ぬほど高いからです。
純正だと円安の影響もあり3諭吉オーバーwww
フロントはそうでも無いんですけどね・・・・
そんなに減ってもなかったので、お金に余裕が出来たらまた
交換します。
どんどん乗りやすいバイクに変化中・・・・(笑)
-----------------------------------
チェーン交換時
28500キロ
前後スプロケ未交換(5000キロ後交換)
次回交換時期
40000キロ
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ようやくバイクシーズンが到来!!
花粉さえなければ最高なんですけどね。(笑)
本格的なシーズンに凸乳する前に色々と基本メンテナンス
していきます。
まずは一部膠着がみられたチェーン交換です。
DIDかEKかだいぶ悩んだのですが、以前から気になってた
EKの”スクリュージョイント”を試したかったのでEKに決定。
この”スクリュージョイント”というのは素人が一番苦労する
かしめ作業が簡単にできるというシステム。
誰でも簡単にチェーン交換が出来ちゃうんですよね。
そうそう!!
サンスターなどのスプロケットメーカーの対応表では102リンクと
書かれており、チェーンメーカーの対応表では104リンクと
書かれてる。(笑)
(;`・_・´)ン-…どっちなんだよ
とりあえず、もし長かったらカットすればいいだけだし104リンクを
購入。
525って・・・一番フリクションロスの少ないハイグレード指定
なんですが、正直それでも結構なロスですし・・・
520にダウンコンバートしたいな。
それでは作業開始!!
前回のチェーン交換時に購入したこれを使います。
すっごい使いやすいので、このチェーン工具オススメですよ♪
そうそう!!
凄い便利なスクリュータイプは車種によってカバーなどに
干渉する可能性があるのでクリアランスチェックします。
ドライカーボン製のカバーを外す♪
思いっきりクラッチレリーズが張り出してるwww
でも、クリアランスは大丈夫そうです。
自分のドカにはAELLA製のレリーズが付いてるので
大丈夫ですが、どうやらノーマルのレリーズだと干渉する
らしいので、ご注意です。
フロントのスプロケット交換時はいちいちクラッチレリーズと
バックステップを外す必要あるって・・・
どんだけ整備性悪いんだよ (。-`ω´-)ンー
気を取り直してチェーンカット作業です。
グラインダーでカシメてある部分を削り取ります。
グラインダーなければ#80くらいのサンドペーパー等で
擦ってもいいです。
頭を落としたら・・・・
チェーンカッターでサクッとカットします。
しっかし、この工具は鍵のメーカーが作ってるだけあって
非常に精度高くそれほど力入れなくても簡単に外れます。
EKチェーンは本当に良いメーカーですね~♪
古いチェーンを抜くためのタイラップまで付属してました。
タイラップに新旧のチェーンを括りつけて新しいのに
入れ替えます。
古いチェーンですが・・・これ・・・
A-FUさん2万8000キロ一度も交換してなかったんですね・・・
完全にオイル切れてガチガチ(笑)
コマ数数えましたが104コマ!!! どうやらチェーンメーカーの
方が正解でした。
お次はチェーンを緩めてカシメ作業に入るのですが、片持ちの
チェーンスライダーって超特殊なんです。
まずは超高トルクで締まってるセンターボルトを外します。
通常の工具ではボルトを舐める恐れがかなりあるので、
デイトナ製の46mmクラッチロックナットソケットを使用します。
STRAIGHTとかからも出てますが、ソケットの精度が格段に
デイトナ製の方がいいので少し高くてもこちらをオススメ。
そして、DUCATIの整備には欠かせない600mmのスピンナーハンドル
(ブレーカーバー)も用意。
もう・・・工具代が高く付いて仕方ないwww
さすがちゃんとした工具使うと簡単ですね~♪
リアブレーキ踏んで強めに力入れるだけですんなりと外れました。
分からなくならないようにボルトを並べておきます。
ホイールを外すのですが・・・これが超絶に軽い!!!!
DUCATIは伝統的にマルケジーニ製のホイールを装着して
ますが、このMY10モデルは日本のENKEI製!!!
どうやら精度と軽さはメイドインジャパンが最高みたいですね。
外したらこんな感じ♪
プロアームのチェーンスライダーをロックしてるボルト2本に
トルク管理用にマークしておいて緩めたら・・・
ホンダRVF用のチェーンアジャストリングスパナを使用します。
一番ゆるい状態まで緩めます。
ここからカシメ作業に入ります。
今回はスクリュータイプを使用するので、説明書を見ながら
部品を取り付けていきます。
ここまでの作業は通常のカシメ作業と変わりませんが、
ここからが本番!!!
付属の六角ボルトを装着して回らなくなるまで締め込みます。
っていうか・・・・締め込むだけです(笑)
完全に回らなくなったらプライヤーでポキっと折ります。
折れるように溝があるのですが、結構な力が必要なので
大きめのプライヤーでやることをオススメしますよ。
キレイに折れてないwww
突き出てる部分をグライダーとヤスリで削って平にします。
そして完成!!!
レリーズに干渉しないかチェック♪
大丈夫そうですね。
後はチェーンを伸びるの考えて少し強めに張って、完了です。
(チェーンアジャスターロックボルトも締めるの忘れずに♪)
せっかく外したので、これまた整備性がすこぶる悪い
リアブレーキキャリパーも確認。
残量は大丈夫そうです。
完全にエアー噛んで効かなくなってたリアブレーキの
エア抜きもサクッとしておきます。
DUCATIにバックステップを取り付ける際に何故かリアブレーキに
エアーが混入するらしいです。(笑)
さすがといいますか・・・
高級なブレンボ製の通称:新カニが付いてます。
ブレンボのリアキャリパーの形が蟹に似てるからそう言われるらしい
です。
ちなみに新しいタイプのカニなので””新カニ””と言うらしいですけど。
これが元々上で取り付けするように設計されてるのか、下方向に
取り付けたままエアー抜きしてもエアーが抜けません。(笑)
隼とかも同じ形状で付いてるのでエアーが抜けないという症状が
でるとか・・・・
なので取り外して上に軽く取り付けた状態にしてからエア抜きします。
そんでもって、このエア抜きのボルトが11インチなんですwww
そんな特殊なの持ってないって(T_T)
仕方ないから小型のモンキーで必死にエア抜き。
スコスコだったリアブレーキがブレンボらしいシットリ奥で効く
素晴らしいブレーキに復活しました。
試しに近所走ってみたら・・・・
もう生まれ変わったかと思うほど超滑らか♪
やはりチェーンて大事ですね!!!
ブレーキもこれぞブレンボっていう感じのコントロール
しやすそうなタッチになりました。。
今回は前後のスプロケットは交換してません。
と言うのも・・・リアのスプロケットが死ぬほど高いからです。
純正だと円安の影響もあり3諭吉オーバーwww
フロントはそうでも無いんですけどね・・・・
そんなに減ってもなかったので、お金に余裕が出来たらまた
交換します。
どんどん乗りやすいバイクに変化中・・・・(笑)
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チェーン交換時
28500キロ
前後スプロケ未交換(5000キロ後交換)
次回交換時期
40000キロ
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交換メンテお疲れ様です。
パーツも工具も増えそうですね
by たくや (2015-04-03 17:23)
BMWも確か11mmとかだと思いました。APまでは遠いので、結局近場の
ホームセンターで片側メガネを奮発しちゃいました(^^)
by barrr (2015-04-03 19:30)
消耗品の交換は体感できますよね。
スクリュージョイント簡単で楽そう。次回の交換はEKにしよう。
by j-taro (2015-04-03 19:57)
バックステップに合わせてゴールドチェーンも似合いそうですね。
キャリパーもゴールドが似合いそうですね・・・ゴールドのディスクも(以下略)。
by tai-yama (2015-04-03 21:07)
お疲れ様です。
スゴい、何でも自分でできますね。
見習いたい!
工具がないけど、工具揃えたらやるしかないですよね(^_^;)
by ガイチ (2015-04-03 22:55)
さすがに28,000kmも走ったチェーンと新品とでは
フィーリングは段違いでしょうね~♪
私の非力なNCがなぜか525だったので、交換時は520にコンバート予定です
by Jyo (2015-04-04 07:09)
片持ちのハブナットはやっかいですねえ。
うちはRX-7のフライホイール外し用に1000mmのソケットハンドルを持ってたのでましたが、コマは新調しました。
でも、ムルティストラーダの場合、チェーン張りはハブナットを緩めたりホイールを外したりしなくてもできました。
リヤブレーキのエア抜き、やっぱり外さないとできないんですねえ。
付けたままフルード交換したらどうにもエアが抜けなくて外して作業してましたが、実は外さない方法があるのかもなんて思ってました。
by nozzy (2015-04-04 21:24)
>たくやさんへ
安い時に買っておこうと思ってスペアパーツが
増えそうですww
>barrさんへ
BMWも11mmなんですね!
僕も一本ホムセンで買っておこうかな(笑)
>j-taroさんへ
確かに消耗品は明らかに乗り午後が変わるので
気持ちが良いです。
スクリュータイプは結構オススメですよ♪
>tai-yamaさんへ
何もかもゴールドにしたら金運上がるかな?(笑)
>ガイチさんへ
もう無駄な工具ばっかり増えていきます。(笑)
by harukichi (2015-04-15 21:03)
>Jyoさんへ
なんと!!NCも525なんですね!!!
520へのコンバート僕も検討中です。
>nozzyさんへ
1000mmのソケットハンドル!!???
凄いですね・・・
リアブレーキのブレンボ製は元々上に付ける
タイプらしく、下についてる状態だとエアーが
抜け切らないみたいですね。
国産車みたいにブレーキラインが短くないから
なんとか作業できるから良かったです。
by harukichi (2015-04-15 21:08)